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1年間お世話になった講師と友人達(真ん中下段が私です)
留学の必須ITEM

大学院初日


大学院授業の初日は、今でも忘れられません。あまりにもインパクトが強すぎました。

当日、指定の教室に到着したのは私が最初。 後から到着する学生たちを待つかたち。
待つこと5分。最初に入ってきたのが、40歳前後の白人男性。背は私より低い。イギリス紳士らしく(?)、 教室の片隅に置いてあったセルフのコーヒーを淹れてくれ、自己紹介してきました。 細かいことはよくわからないけど、とにかくよろしくと言ってるみたい。握手してきました。

その後、続々と入室してきた。が、自己紹介や挨拶は特にありませんでした。 結局総勢7名。最後に講師陣3名が入って、教室には合計10名がいた。

学生は、私以外に日本人なし。1人は東洋系の顔つきだけど、日本人ではなさそう。
講師陣は、驚くなかれ3人とも女性。日本の大学ではありえない話でしょう。

講師からのオリエンテーションと自己紹介の後、お決まりの流れで、学生の自己紹介の時間。
かの40歳の男から開始。名前から始まり、いろいろ話すこと2分。それに講師の質問が加わり、5分は費やしていたかな。 日本のさっぱりした自己紹介とは違い、内容と長さのある自己紹介に驚きました(内容が何かはまったくわからないものの)。

コレに続き、他の学生も次々に自己紹介するけど、さっぱりわからず。名前さえもよく聞き取れず。

ということで、あっという間に私の番。すでに雰囲気に飲み込まれた私。ですが、とにかく自己紹介の場合、自分が話しさえすればOK。 あとは、講師の質問が非常に恐怖だったのですが。

ということで、他の学生が自己紹介している間に一生懸命考えた英文を、ゆっくり拙く話しました。 名前、留学の経緯、英語がまだ話せないこと等。英語のスピードが遅いことも手伝って、内容は薄いけど、1分ぐらいの長さにはなりました。 「英語がしゃべれない」というところを聞いて、講師が英語の補習コースがあるとか何とか言っていたけど、はっきりわからず。 「後で詳しく教えて」と返したけど、あまりよく覚えてないです。


自己紹介が終わると、講師が黒板にいろいろ書いてコースの説明をしてくれた。 何やら学生7人が共同で何かをするらしいのですが、よくわからない。 で、どうもその共同で何かをするための計画をディスカッションするようで。しかも今すぐ。

ということで、他の学生の動きにあわせ、円形に座り直しディスカッション。 テーマもわからず参加してるので、何を話してるか、何を話せばいいかわからない。テーマを聞くタイミングもつかめない。 というか、すぐに議論が深まり、すでにタイミングを失っていました。

たまに話題程度は(例えば目次を何にするか)わかるのだが、すぐに話題が切り替わり、私の出番などなし。 1回くらい意見を求められた気がするけど、すっかり雰囲気に飲み込まれ無言で固まってしまいました。 その後、そのまま素通りでディスカッションが続きました。

ディスカッションは15分ぐらいで終了。どうもスケジュールと次回の宿題が決まったみたい。だけど、いつまでに何をするのかさっぱりわからない私。 それを聞く間もなく円陣は解かれ、すぐに授業は終わり。

このままではまずい、と思い一番気優しそうな北欧系の若い男に、勇気を振り絞って声をかけました。 ディスカッションで何を話したか、それと宿題。この2つを教えてほしいとお願いしました。 どうも私の顔色を見ていたらしく、気にかけてはいたようで。ディスカッションで決まったことと宿題をゆっくり教えてくれました。 最後に、これから授業が終わった後で当日の内容を教えてくれるようにもお願いしました。

週3コマあった授業すべてがこんな感じで、まったくテーマがわからずディスカッションに参加することが多かったです。
さすがに、なんとかテーマが何かとか、話題が今何になっているかなど、徐々に質問を差し挟むレベルにはなっていきました。 ただ、ディスカッションの細かいなかみは、他の学生を捕まえて聞く等、周りに頼らざるを得ませんでした。

こんなことを繰り返しながら大学院生活が進んでいったのでした。




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